UX331UNのSSD換装した

ASUSのUX331UN、ローエンドとはいえnvidiaのdGPUで
軽くてよさげなのですが、微妙に残念なのがM.2のSSDがSATA接続なところ。
調べてみると海外でのラインナップには同モデルながら
RAM16GBだったり、SSDがNVMeで512GBなどのSKUも存在している模様。
せっかくなのでSATA→NVMeにするついでに容量アップも狙ってSSDを換装してみました。

想定しうる最悪の事態としては
日本向けではM.2コネクタの種類が違っててSATAしかささらない、とか
物理的にささってもNVMeというかPCI Expressの信号きてなくて認識しない、
という可能性もあったわけですが…

結果成功でした。NVMe512GBで動いています。

ただし注意事項としては下の画像にあるようにSSDの固定ねじに貼られている
封印シールをはがすことになるため、分解時に保証が切れます。



分解防止のためよくあるパターンですが、どうしても換装したいなら覚悟の上
自己責任でやってください。おすすめしません。

いろいろ試しつつ手元の環境でうまくいった手順は下記の通り

0.  bitlockerを無効にしておく
1.  換装前の動いている状態でディスクイメージをUSBで外付けにした250GB以上の空きHDDに作成
2.  回復ディスクをUSBメモリに作成
3.  裏ブタの見えてるT5ねじを全部外す
4.  ヒンジ側のゴム足で隠れてるプラスねじを外す(2か所)
5.  M.2スロットが見えるので、元からささってるSATAなSSDを外す
6.  換装用に用意したNVMeなSATAを取り付ける
7.  裏ブタを元通りにねじ止めする
8.  最初に作っておいた回復ディスクとディスクイメージがある外付けHDDをUSB接続
9.  回復ディスクから起動
10. Windows10のディスクイメージのリカバリーで元のSSDのイメージを新SSDに復元する
11. 復元完了後、シャットダウン
12. 外付けHDDと回復ディスクをUSBから外して起動
13. 換装後の初回起動で正常に起動せず修復メニューが表示される場合はセーフモードで一度起動する
14. セーフモードで起動することを確認したら再起動
15. 以降通常通り問題なく起動するようになり作業完了

と、こんな感じ。
最初はNVMeのSSDをUSB外付けケースに入れてクローニングツールでイメージまるごと
コピーすれば一発で完了…と思っていたのですが、NVMeをUSBで外付けにするケースが存在せず、
コネクタはM.2でも対応しているのがSATA接続のものしかないそうで…。
結局、上記のようにwindows標準な感じの手順でやるのがいちばん早かったです。

ちなみに海外版のNVMeなのだとSSDはSamsung PM961のようです。
動作実績的に同じのにしようかと思ったら売り切れだったので
今回の換装にはSanDisk Extreme Proの512GBを使用しました。
手元の国内版に元からささってたのはMicron 1100の256GBでした。

で、せっかくなのでCrystalDiskMarkでベンチマークを。
まずはMicron 1100から。


SATAとはいえそんなに悪くない数字。
そして、換装後のSanDisk Extreme Proは…


速い。

ただ、シーケンシャルアクセス性能の向上と比較するとランダムアクセスは
そこまで速くなっていないので容量重視ならSATAな512GBに換装でも
コストパフォーマンス的にはよさげかもしれません。

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